雪山を歩くときに使います。登山靴にワンタッチで取り付けるものがほとんどで、ウラの爪が凍った雪や氷に突き刺さって滑るのを防ぎます。爪の数により用途が異なり、4〜6本の軽アイゼンに対して、本格的な冬山に登るときに使います。8〜12本爪がありますが、最近は12本爪の物が主流で前爪があるのが特徴です。前爪があると急な氷壁等を登るときには大きな武器になります。ただし足の1kgはザックの10kgに相当すると言われているので、むやみに12本にするのはどうかな、と考え10本を選んでいます。裏の白いプラスティックはアンチスノープレートと呼ばれアイゼンだんごができるのを防ぎます。
※アイゼンだんご・・・靴の裏と爪に引っ掛かった雪がどんどん大きくなりできる雪のだんご